謙遜の香り (イ・ヘイン)

毎日私たちが話す言葉は 疎ましい匂いではなく 芳しい言葉で 芳しい余韻を残すようにしてください  私たちのすべての言葉が 隣の人の胸にささる 喜びの花になり 平和の歌になり 世界が少しずつ もっと明るくなるようにしてください  誰の助けにもなるはずがない 中傷やつまらない噂を運ばない 清らかな心で 清らかな言葉を言うようにしてください  自分よりまず相手の 立場を思い遣る 愛の心で 愛の言葉を使うようにされて  他人の悪いところよりは 良いところをまず見る 肯定的な心で 肯定的な言葉を言わせてください  毎日真心をこめて水をあげ 一株の蘭を育てるように 沈黙と祈りの泉から汲み上げた 知恵の澄んだ水で 私たちの言葉を整えてください  謙遜の奥ゆかしい香り その中に染み込むようにしてください

謙遜の香り (イ・ヘイン)” に1件のフィードバックがあります

  1. phrh205455 投稿作成者

    이해인は釜山の海辺に建つ聖ベネディクト会修道院の修道女。
    修道院の奥深くで書かれた詩が、世に出た。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です