アノクラシーとは、その国がどれくらい独裁的(autocratic)であるか、民主的(democratic)であるかを測る指標で、スケールは「マイナス10」から「プラス10」までの幅があります。
マイナス10は最も独裁的で、北朝鮮やサウジアラビア、バーレーンを思い浮かべてみてください。プラス10は最も民主的で、当然ながら皆が望む社会です。デンマークやスイス、カナダがこれに当てはまるでしょう。
この指標がプラス5からマイナス5の中間領域にある国は、両方の特性を兼ね備えていると言えます。プラス5であれば、民主的な特性が強いけれど、独裁的な要素も多少はある。一方、マイナス5であれば独裁的な特性が強く、民主的な要素は少ない。
内戦に陥りやすい2つの要素とは
バーバラ・ウォルターが警告「アメリカは21世紀版の内戦に向かっている」
https://courrier.jp/news/archives/291947/
Two variables—anocracy and factionalism—predicted better than anything else where civil wars were likely to break out.